夜中のおにぎりは低血糖の証拠⁉


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釣りの師匠は糖尿病

私の旦那は根っからの釣りキチ。
春は渓流、夏は鮎、秋から冬は海・・と一年中釣りに行きます。

 

そして渓流釣りにだけ“釣り名人”と言われる師匠がいます。

 

年は私の親と同年代の70才。

毎年正月明けに旦那が企画した師匠の誕生日旅行に行きます。


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師匠はガッチリ体格、胃腸も丈夫で運動能力、体力、釣りのセンス、人脈、社会的地位、ユーモアなどすべてを持ってるような人。

 

私達夫婦には頼りがいがあって、父親みたいな大好きな人です。

こういうタイプの人は体も心も丈夫で仕事もできる!

だからちょっと自分の健康を過信しやすい傾向があります。

 

そして師匠も例に漏れず10年程まえから「糖尿病」の太鼓判を押されました。

 

治療のメインはお薬。
毎食前と食後に糖尿病の薬(血糖値を下げる薬)を飲んでます。

 

糖尿病って“日本人の5人に一人が糖尿病予備軍+糖尿病”なくらい超メジャーな病気ですからみなさんもよくご存知と思います。

 

糖尿病は全身の血管の炎症

☆糖尿病の簡単な成り立ちは…

食生活が乱れる

血液の中のブドウ糖レベル(血糖値)が上がる

血糖値を下げるインスリンがたくさんでる

また食べる、飲むの繰り返し

インスリンが上手く働かなくなる

血糖値が下がらなくなる

血液ドロドロになる

 

ってというとこまでは分かりますよね!

でも、以外と知られてないのが、糖尿病は全身の血管が炎症を起こすってこと。


そして全身の血管に影響を及ぼすからもちろん全身あちこちの臓器の故障に繋がってきます。

 

合併症として白内障や腎症が有名ですが、実はガンも鬱病認知症も糖尿病によって発生するリスクめちゃくちゃ高くなります!

 

しかも、糖尿病の初期症状はありません!

症状が出たときはバリバリの糖尿病。

「糖尿病は治らないから一生お薬飲んでください!」
とかお医者さんに言われちゃいます。

 

いやいや、私のカウンセリングに通われてる糖質病の方はちゃんと血糖値が上がらない、血管に優しい栄養と食事のとり方覚えて、実践してもらいますから3ヶ月〜半年くらいでみなさん血液検査も安定してきます。

 

夜中のおにぎりは低血糖の現れ!

話は師匠に戻って、師匠はいつも旅館で夕食食べたあとおにぎり2つを部屋に持って来てもらうよう頼みます。

 

もちろん旅館の夕食なんて家で食べるより糖質もカロリーも高いのは間違いない!

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おにぎりは夜中に目が覚めた時に食べる用です。

 

糖尿病の方は食事で上がった血糖値を下げるインスリンの出が悪いので血糖値を下げるべくお薬を飲まれてることがほとんど。

 

師匠も夕食前と後に糖尿の薬をバッチリ飲みます。

そうすると薬にもよりますが、血糖が下がり過ぎて低血糖になっちゃうことが結構あります。

師匠が飲んでるのはバッチリ夜間低血糖を起こすと言われてるタイプの薬。

 

だから夜中に体は低血糖で目が冷めて(本人は全く自覚ありませんが)それを体は上げようとして糖質の多い物を欲します。

 

おにぎりはまさに血糖値を上げる材料。

家ではパン食べちゃってるみたいです(泣)

 

これ、悪循環ですよね!

おにぎり2つ。
糖質にしたら約56グラム以上。角砂糖約12個分が血管に入ってきます。

 


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そしてまた血糖値が上がりますよね。

 

お医者さんは“とにかく薬を飲んで”が指導方針⁉

師匠だけでなく糖尿病の方は“食べたら血糖値が上がっちゃうんだから薬をちゃんと飲んで下げなきゃ”という洗脳?に縛れてる方が多いようです。

 

「ちょっとくらい食べても飲んでも薬で血糖下げるから大丈夫!」って人も多い。

 

以前から師匠に「夜中のおにぎりは低血糖になってるんだよ、食べ方変えたら良くなるよ」ってなことをちょくちょく言うのですが、昭和の頑固オヤジの医者信仰は半端ない!

 

「医者は低血糖になったら氷砂糖食えって言ってた!

低血糖なら冷や汗とか痺れとか出るから分かるよ!
栄養指導も受けてるから大丈夫だ!」

の一点張り。

 

それ、全然大丈夫でないよ〜(泣)

大体、冷や汗でるくらいの低血糖って血糖値40位(正常値は80くらい)のかなりヤバイ数値です。

お医者さんは教えてくれない基本

糖尿病の方に必要な知識は

“食べたら血糖値上がるから、まず薬”

ではなく、

血糖値を上げない食べ方の実践”です。

しかも、血管に優しい食べ方じゃなきゃだめ!そして血糖を下げる働きをするインスリンの働きを悪くする

内蔵脂肪を減らす食べ方の実践”が大事!

 

でも、どんなに大事な人でも、どんなに良くなって欲しいと思っていても病院信仰の強い人は難しいです。

 

日本のお医者さんは症状のモグラ叩きは上手です。

でも、モグラが出ないようにする為の食生活の指導はほとんどされません。

そして多くのお医者さんが病気を予防する事に関心がありません。

栄養師さんですらまだカロリー計算中心の指導をしてます。

 

そりゃ、モグラ叩きでは糖尿病の人、がんの人、鬱の人、認知症の人減らないですよね!

 

だっていくら叩いても地下に潜ってるモグラがたくさんいたら?

モグラの巣はどこにあるの?

を知らないと‥

 

もちろん、モグラの出ない体を作るには食事だけでは不十分です。

 

でも食事、栄養素のとり方でからだは良くも悪くも大きく変わります。

だって、食べてるものでからだはできてますから!

でも自分だけの知識と意識ではなかなか変わらないし、持続しません。

それに栄養学は近年遺伝子学の発展でどんどん変わって来ています。

 

今まで「正しい!」と言われていた事が「間違ってる」事が分かったり、その反対もしかり。

 

正しい栄養知識を自分レベルで落とし込む

正しい情報、科学的な根拠に基づいた食べ方を自分の体レベル、意識レベルに合わせて身につけていく事が大事!

 

レベル1の人がテレビで見たレベル5の先生と同じことしようとしてもなかなか効果が現れません。

もし、“お薬に頼らない、頼るのは少しだけにして自分の体がレベルを上げたい”という方は初回カウンセリング2000円でじっくりお話を聞かせて頂きます。

長尾陽子