脳の疲れに効く栄養は⁈
先日お客様から「脳疲労について教えて欲しい。」とリクエストを受けて、オンラインカウンセリングで脳の疲れについてお話ししました。
コロナ自粛も長期化し、大阪では新型コロナの感染者も身近に増えて、医療関係者や介護に関わる方はいろんな対応に追われ、慣れない業務も増えてストレスがすごく増えているのではないかと思います。
一般の仕事の方でもテレワークの時間が増えて、パソコンに向かう時間が長時間になり、脳や眼精疲労など、疲れが強まっている方が多いと思います。
忙しかったり、自宅で過ごす時間が多くなるとついつい、パンや麺など簡単に糖質だけで食事を済ませることが増えてしまいます。
糖は脳にとって大事なエネルギー源となりますが、タンパク質やビタミンミネラルなどの栄養素が足りないと体や脳の疲れ、集中力の低下、イライラなどが起きてしまいます。
脳が体のパソコンだとすると、タンパク質はその主電源に当たります。
タンパク質が不足していたり、しっかりとっているつもりでも体でうまく使われていないとパソコンのメインスイッチが入らない状態になり、脳で幸せホルモンのセロトニンや興奮を抑えてくれるギャバ、意欲や記憶をつかさどっているドーパミンやノルアドレナリンのバランスが崩れて気持ちの状態が不安定になってしまいます。
質問があったお客様は以前よりカウンセリングを続けていただき、かなり体調も良くなり、タンパク質の吸収も良くなっておられます。
ただこの時期仕事が忙しくなって、イライラが強まる、集中力が切れやすい、パソコンの文字が入りにくい、悪い夢をよく見るようになりました。
これらの症状はビタミンB群不足に大きく関わっています。
ビタミンB群は元気な心を作る材料になります。特にビタミンB6が不足するとセロトニンやドーパミン、ギャバなど心の機能を元気に保つ神経伝達物質がうまく作り出せなくなります。
こんなに大事なビタミンB群ですが、ストレスや過食、パンや麺、白米などのなどの精製された炭水化物の取りすぎ、過度のアルコール摂取などで消費する量が大きく増えてしまいます。(どれもコロナ自粛でありがちですね!)
また、ビタミンB群の多くは、腸で作られるので便秘等で腸内環境が悪化していたり、抗生物質を長い期間服用していると腸で作られるビタミンBの合成量が少なくなってしまいます。
このお客さんには精製された炭水化物を控えていただき、体の調子に合わせてタンパク質やビタミンを吸収させやすいタイミングや量、食事などをアドバイスさせていただきました。
ビタミンB6の不足は血液検査の栄養解析でも簡単にチェックすることができますので気になる方は春の健康診断をお持ちになって相談に来てください。
健康相談サロンヘルシースイッチでは継続して受けられるパーソナル栄養指導だけでなく、単発の健康相談も行っています。
この時期不安なコロナ対策や病院で教えてくれない食事指導などもお気楽にご相談ください。
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