月経不順やPMSから免疫まで関係が深〜いコレステロールの話
カウンセリングに来られる方から結構な割合で月経不順や生理前の頭痛や意欲の低下、イライラなどのPMSのご相談を受けます。
こう言った婦人科系のご相談は大体皆さん病院に行かれる事多いですが、「生理前にイライラするのは当たり前」とかピルなどのホルモン剤を簡単に処方される場合もありますね。
中にはそのまま生理前はいつも気分の落ち込みが続いたり、頭痛がしたり、仕事に行くのも大変なくらいしんどい人もいます。
特に30代〜40代女性の方多いです。
これには女性ホルモンのエストロゲンの代謝がうまくいってないことが大きく関わっているんです。
でも皆さんはこの女性ホルモンや男性ホルモンなどの性が何から出来ているかご存知でしょうか?
そう!性ホルモンを始めとするホルモンの原材料はコレステロールなんです。
「コレステロールは高いとダメ!」「動脈硬化のリスクを高めるから閉経したらコレステロールの薬飲んでね。」などとよく病院やテレビで聞きませんか?
何かと悪者にされるコレステロールですが、実は体にとってはめちゃくちゃ大事なんです。
コレステロールはホルモンを作る以外にも
私たちの体の30〜60兆個と言われる細胞の膜を作ったり
カルシウムの吸収や免疫に必要なビタミンDの原料にもなります。
肉などの脂肪の分解をする胆汁の原料にもなります。
他にもあるのですがとりあえず今日のところはこのくらいで。
とにかくコレステロールすごく重要って事が分かったところで
血液検査でコレステロールが高すぎる人がよくメタボ検診で引っかかりますが、低めの人はスルーされます。
でも、“コレステロールが低い”ということは女性ホルモンや男性ホルモンを作る材料不足になっているかもしれませんし、
ビタミンDが少なくて、骨が弱いかもしれませんし
免疫力が、低いとか
胆汁の分泌が悪くてお肉たべたら胃がもたれるとか
細胞の膜が弱くて皮膚が弱いとか、ガンになりやすいとか
コレステロールが低い事による弊害はたくさんあります。
生理不順やPMSで相談に来られる方も、血液検査でコレステロールが低い方多いです。
女性ホルモンの原材料であるコレステロールが少ないためにホルモンがうまく分泌されなかったり、
代謝が悪くなると生理不順やPMS、乳がん、子宮がんから不妊まで色々な問題が関係してきます。
ピルなども一時的な対処療法にはなりますが、長期で使用すると体の恒常性が働いてホルモンの分泌が悪くなってしまうと言われています。
まずはコレステロールが正しく保たれる食事や生活ができてるかを見直す事が大事ですね❣️
自己流ダイエットとか危険ですよ〜
でも逆に血液検査でコレステロールが高すぎてもコレステロールをうまく細胞で使えてなくて同じような症状が出る場合もあるのでそこはちゃんと診てくれる専門医やカウンセラーに聞いてくださいね!
では次回はストレスにめちゃくちゃ関係するホルモンのお話!
これがまた、PMSや不妊にも関係してくるので奥が深い話になりそうです。
今回はこの内容を公式ラインで音声でも発信しています。公式ラインまたチェックしてみてください❣️
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